私の独断と偏見による2011年のゲームを適当に振り返る、ものすっごく誰得な記事。


ファンタジーアースゼロ(スクウェア・エニックス/Gamepot:Windows)
 前身のFantasyEarth The Ring of Dominionからの移管後5年目となり、なんかもういきつくところまで言ってしまった感はある。5周年を機にサーバーの統合が発表され、今後の展開もなんとなく注目してしまうのだけれど、できればもうスクエニ黙ってて。半年でRoDを投げ捨てたことを私はまだ覚えているよ。


真・三國無双6/真・三國無双6猛将伝(コーエーテクモゲームス:PS3)
 とりあえず無双というゲームの一つの到達点かなぁ、と思ってしまった。フリーモードがないとかエディット武将がないとか、あいかわらずどこか抜けてる部分はあるんだけども、ワラワラと寄ってくる敵の数とか、それをバッサバッサとなぎ倒していく爽快感といった、いわゆる「無双系の醍醐味」は十分味わえる出来になっていると思う。気になるのはナンバリング6タイトル目ということで登場キャラが多くなりすぎてる感がある。とはいえ、5でリストラしたところ猛反発をくったように、どのキャラにもファンが存在するので、今更リストラってのも難しいだろうなぁ。かといって増やさないというのもまた文句を付けられるところになると思うので、これからどうするのかなぁ、とちょっと心配。今作で晋が追加されたのだけども、面子がちょっと無理矢理感があるのが難点かもしれない(例えば夏侯覇と諸葛誕は晋枠でいいの? と個人的には疑問)。


グランナイツヒストリー(マーベラスエンタテインメント/ヴァニラウェア:PSP)
 コンセプト絵を見て神谷絵キター! と思ってものすっごくワクワクしてた一本。ちなみに絵を書いてたのは神谷さんではありませんでした。
 双六のような独特なマップ移動や詰将棋チックな戦闘システムなど、ここ最近やったゲームの中では最も斬新な印象を受けた。キャラデザも魅力的だったし、育てた騎士団をオンラインプレイに投入して戦争に参加する、というシステムもハマる要素としては十分だったように思う。
 難点を言うなれば、キャラデザにもう少し自由度が欲しかった点、オンラインプレイ時の武器屋の品揃えに偏りが見られた点。最近はプレイしてないけれど、結局アヴァロンの武器屋に黒猫耳は並んだのだろうか。


ダークソウル(バンダイナムコゲームス/フロムソフトウェア:PS3)
 デモンズソウルの存在を無視すれば、それなりによくできたゲームだなとは思う。しかし、プロデューサー自身がデモンズソウルの続編であることを匂わせるような発言をしていたし、大多数のユーザーもそれを望んでいたわけで、それを考えるとガッカリゲーになってしまうかな、と。「プライドにかけて死んでもらいます」という煽り文句があったわけだけど、その結果出てきたものはとにかく狭い通路に図体の大きい、そして硬い敵を並べただけのゲームなわけで、難易度の上げ方としては最低の部類に入ると思う。他にもオープンワールド的なゲームであることを匂わせていたわけだけども、実際にはシームレスなだけで全然オープンワールドではなかったという点も不満を呼ぶ大きな要因になっているのではなかろうかとか、そもそも生身でいるメリットが殆ど無いとか、白ファントムをなかなか召喚できないとか、いろいろ残念な点が目についてしまう。いろいろ改善した次回作を、と言いたいとこなんだけども、うん。フロムソフトウェアだしね、しょうがないよね。「フロムゲーはこんなもん」って無理やり擁護してる人がいるうちはどうにもならんだろな。


フロンティアゲート(コナミ/トライエース:PSP)
 コマンド式の戦闘でなおかつマルチプレイという点について非常に不安に思っていたのだけども、蓋を開けてみるとなかなかどうして、うまい具合にまとまっているゲームだと思う。ストーリー性が弱いかなとか、敵が突然強くなりすぎるかなとか、いやいやバグ多すぎだろとか、そういう不満はあるけども。
 それにしても、最近のマルチプレイゲー。マルチ前提に難易度を構築するのはどうにかならんか?


ブラック★ロックシューター ザ・ゲーム(イメージエポック:PSP)
 うん。figmaのオマケですな。


セブンスドラゴン2020(SEGA/イメージエポック:PSP)
 ハードを変えての登場となるも、基本的なシステムは前作セブンスドラゴンを踏襲しているコマンド式RPG。イメージエポックが「JRPG」として投入してきたタイトルになるわけですが、まぁ確かにこれは「JRPG」だなー、と納得してしまった。
 前作はわりと難易度が高めだったように思うが、今作はわりと難易度がぬるめになっているように思う。システムの面でも親切に作られているし、前作をやって面白いと思った人ならやって損はない。
 残念な点をあげるとするならば、とにかくNPCが死にまくるということか。これはちょっと凹んだ。


みんなのゴルフ6(SCE/クラップハンズ:PSVita)
 まぁVitaローンチで安牌というとこれかアンチャかという状態だったので、とりあえずこっちを買ってみた。みんゴルはポータブルの1と2しかやったこと無いんだけども、その2つと比べるとだいぶ難易度が上がったかなという印象。個人的にはドライバーのジャストインパクトの仕様が変わったのがちょっとアレで痛い。他には「ドヤ顔で置かれている障害物(某友人談)」とか、いろいろ不満があるにはあるけども、まぁローンチタイトルとしては無難なとこかなと思う。


Amia的ゲームオブザイヤー2011
ダークソウル
 1周目に都合190時間使ってるという点ではまぁ確かにそれだけ楽しんでるってことではある。……そのうちの1/3くらいがマルチプレイやるための待ち時間という説があるけどもな。


2012年の注目ソフト
ゴッドイーター2
ラグナロクオデッセイ
グラビティデイズ
那由多の軌跡
ドラゴンズドグマ
ドラゴンズクラウン

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